乳歯から永久歯へ生えかわりの時期はとても大切。

生えかわりの時期に気をつけたい事とは？
1、しっかり歯磨きを
生えかわりの時期こそ、しっかり歯磨きをする事が大切です。乳歯は歯質が柔らかく、生えたての永久歯も未だ未成熟なので、虫歯になり易い状態です。また、歯並びが複雑になり、磨き難いので汚れが残りがちです。意識してしっかり歯磨きをしましょう。
2、お口の状態を観察
永久歯が生えてくる過程で、虫歯が増えたり、永久歯の生えかわりがスムーズにいかなかったり、歯並びや噛み合わせの問題が生じたりと、お口のトラブルが増えてくる時期でもあります。お子さんの歯の生え方を観察し、把握しておく事が重要です。
3、健康的な食生活を
永久歯は、乳歯よりも強いため、噛む力も増します。そのため、お子さんには健康的な食生活を促す事が大切です。野菜や果物、栄養豊富な食品をバランスよく摂取するようにし、砂糖や脂肪分の多い食べ物ばかりに偏らないようにして下さい。
4、「予防歯科」の活用
虫歯や歯周病にならない為の予防を大切にし、歯と口の健康を守る「予防歯科」という考え方があります。フッ素の塗布など、お子さまのお口の健康を守るためにも、ご自宅で行うセルフケアに加えて、普段から歯科医院を活用して予防に努めましょう。

一般的に子供の歯は６歳前後から１２歳までに乳歯から永久歯へと生えかわります。
この時期はお口のトラブルが増える期間でもあります。定期的にお子さんのお口の中をチェックしてあげてください。少しでも異変を感じたり、心配な事があれば、早めに歯科医院を受診しましょう。