「虫歯菌がうつる」母子感染に注意⚠️
虫歯の原因である「虫歯菌」。実は産まれたての赤ちゃんの口の中には虫歯菌は存在しません。その状態のままなら歯が生えてくる頃になっても虫歯にはなりませんが、実は子供の虫歯は一緒に暮らしている大人たちから感染してしまう事が多いのです。
1、虫歯は大人から子供へ感染する
新型コロナウイルスの流行により感染症対策が叫ばれて久しくなりますが、虫歯も虫歯菌に感染することで罹ってしまう、感染症の一種です。
子供が虫歯になってしまう原因の一つとして、親からの虫歯菌の感染があり、これを垂直感染と言います。特に乳歯が生え始める19ヶ月頃から生え揃う3才頃迄は虫歯菌が感染し易いので、注意が必要です。
2、子供に虫歯菌をうつさないためには以下のことが重要。
・同じ食器を使わない
虫歯菌が付着している可能性があるので、大人が使っている皿やスプーン、箸など使い回すのはやめましょう。
・口でフ-フ-と冷まさない
食べ物が熱いかな?とフーフーと冷ましがちですが、虫歯菌を含んだ唾液が混ざることがあるのでお勧め出来ません。
・口に入れた物をあげない
子供が大きくて食べにくい物を大人が口に含み磨き砕き、細かくした物を与える事も、避けましょう。
・キスは頬に
可愛さのあまり、お口にキスをしてしまう事はありがちですが、一番感染しやすい行為なので、頬にしましょう。
・親子でデンタルケアを
乳歯が生え始めたら赤ちゃん用の歯ブラシで磨いてあげましょう。
自分で歯磨きをする様になっても大人が仕上げ磨きをしてあげて下さい。
また、大人も歯科で定期的なクリーニングをして清潔なお口で子供に接してあげる事が、とても大切です。