「健康な暮らしに欠かせない歯の働き」
歯は私達の健康と深く関わっています。物を噛むことは勿論ですが、それ以外にも様々な役割を担っています。普段は意識していないかもしれませんが、歯を失うと様々な面で弊害が現れてきます。私達の生活を支える歯の働きは、どの様なものなのでしょうか。
1、咀嚼する
食べ物を歯で噛み砕いて、飲み込みやすくします。これを咀嚼といい、胃や腸に負担をかけずに物を消化し、栄養を吸収出来ます。また、異物を感知したり、食物の硬さ、軟らかさを噛み分ける事で歯ごたえの差を感じ(食感)、食欲がそそられる役割も果たしています。
2、脳を刺激する
良く噛むと顎周囲の筋肉の収縮によって脳への血流量が増し、活性化されます。
又、咀嚼は脳に働きかけて「セロトニン」というホルモンの分泌を促す事が分かっています。「セロトニン」とは精神の安定に作用するホルモンで、別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。
3、発声をサポートする
歯は唇や舌の働きを助けて明瞭な発声が出来るようにしています。
歯が抜けたり歯並びが悪いと、ハッキリと発声し難くなり言葉が不明瞭になります。
特に、「さ行」「た行」「な行」「ら行」は舌を歯の裏側に接して発声するので言いづらくなります。歯並びを矯正後、滑舌が良くなった例もあります。
4、顔の表情を整える
顔には30種類以上の筋肉が有ります。良く物を噛む事で表情筋が鍛えられ、顎や頬の弛みを防いで口角の挙った引き締まった顔になります。噛む事はアンチエイジングにも繋がるのです。又、奥歯がしっかり噛み合う事で身体の姿勢やバランスも整います。